【2022年最新版】ワカサギ電動リールの選び方とメーカ別おすすめ機種

ワカサギ電動リール

冬がシーズンの釣りと言えば色々ありますが、内水面での冬の釣りといえばやっぱりワカサギ釣りでしょう!

 

釣って楽しく!食べて美味しい!ワカサギ釣り♪

 

今回はこのワカサギ釣りで近年使用者が増えているワカサギ用の電動リールについて解説したいと思います。
一般的には手巻きユーザーの多いワカサギ釣りですが、電動リールを一度使うと手放せなくなりますよ。

もくじ

ワカサギ釣りで使うタックル

ワカサギ釣りで使うタックル

電動リールの話をする前に、ワカサギ釣りで使用するタックル(道具)について簡単におさらいしておこうと思います。

 

ワカサギ釣りで使用するタックルとしては以下のような物があります。

 

 

手バネ式

 

 

手バネ式

https://ameblo.jp/blueberrysilvia/entry-12640238007.html(釣れづれ日記)

もっとも古くから存在しているのがこの手バネ式と言われる物になります。
本体の先端部分に穂先が付いていて、特徴的なのはリールを使用せず、余った糸は竿に巻き付けて使用する点にあります。

ワカサギ釣りにおける手バネ式は手バネ竿は魚を誘う為だけに用いて、かかってからは手で糸を手繰り寄せる感じになります。

ワカサギ釣りに限らず手バネ式という釣法は伝統的な釣法として、ハゼ釣りや真鯛釣りなどでも使われています。

 

小型リールとロッド

 

電動リールと穂先

 

もっとも一般的なのがこの小型リールとロッドのタイプだと思います。
小型リールも様々な物がありますが、一般的にワカサギ用のリールだとタナ(深さ)が判るようにカウンターが付いている物もが多く、一度タナを合わせれば、その後も同じタナを狙うことができるので、タナ合わせが楽です。
(ワカサギは同じタナに群れているので、1度釣れたら同じタナを狙います)

 

電動リールと穂先

 

電動リール+穂先

 

今回のテーマがこの電動リールを使ったタックルです。
電動リールの先端に穂先を指して使用しますが、穂先はほとんどのメーカーが元径が5mmのため、色々なメーカーの物を共通で使用できるようになっています。

 

電動リールと言うと最近登場した物のようですが、ワカサギ釣り用の電動リール自体は20年以上前から存在していて、そのほとんどがその地域のショップさんや個人で手作りされた物でした。

大手メーカーから発売されるようになったのは14年ぐらい前からになります。

 

 

 

ワカサギ釣り用電動リールの良い点

ワカサギ釣り用電動リールの良い点
ボタンを押せば自動で巻上げてくれる

電動リールの最大の魅力と言っても過言でもないのが、この自動で巻上げてくれる機能です。

リールや手バネだと手作業で糸を巻き上げる必要がありますが、電動リールであれば指先の操作一つで巻上げてくれるので後は仕掛けが上がってくるのを待つだけですみます。

カウンター機能で巻上げ時に自動で止まってくれる

商品にもよりますが、電動リールにはカウンターと言う機能がついていて、仕掛けを落とす前に現在の位置をゼロメートルとして設定することで、仕掛けを落とした後でも何メートル糸が出たのか知ることができ、更には巻上げてくる際に自動でゼロメートル地点で止まってくれます。

機種によってはゼロメートルで止まる直前でわざと巻上げ速度を弱めてくれるなど、釣れた魚をバラさないような配慮がついている物もあります。

中には船べりモードや氷上モードと言った、一定量巻き上げると船底や氷の底などにひっかからないように自動で止まってくれる機能を搭載した物もあります。

自動でワカサギを誘ってくれる機能がついているモデルも

ダイワの上位モデルの機種には自動で誘いを入れてくれる「名人誘い」と言う機能が搭載されています。
通常は仕掛けを落とした後に自分自身で仕掛けを上げたり下げたりしてワカサギを誘うという動作を行いますが、この誘い動作を電動リールが自動的にやってくれるのがこの「名人誘い」という機能になります。

 

メディアの実釣テストで機能の有り無しでテストした際に、機能を使用した場合の方が確実に釣果が伸びたという結果も出ているそうです。

慣れた人には不要な機能かもしれませんが、初めての方にはとても有用な機能だと思います。

複数同時操作で釣果アップ
ワカサギ釣りには竿を2本使用して、同時進行で2本の竿を駆使して釣果を上げる方法があります。
普通の手巻きリールでは少し手間取りますが、電動リールであれば自動で巻上げてくれる機能がありますので、両手に電動リールでそれぞれ誘いをかけたり、ワカサギがかかった場合には自動で巻上げを行い、その間にもう1個の電動リールを操作したり、餌の交換をするなど、手返し良く操作できれば確実に釣果数をアップすることができます。

ワカサギ釣り用電動リールの悪い点

ワカサギ釣り用電動リール
導入費用が高い

ワカサギ用の電動リールは比較的安価なモデルも登場したとは言え安価なもので5000円台、高機能な上位モデルだと20,000円台になり、手巻きのリールだと1000円~2000円で購入が可能ですのでやはり電動リールは高い傾向にあります。

それ以外にも電動リールを使う上であると便利な穂先の角度を変更するジョイントなどの使い勝手を良くするオプションパーツなどもあるので、色々揃えていくとかなり高額になってきてしまいます。

穂先については他の電動リールや手巻きリールでも共有して使用出来る物がほとんどですので、後々リールが増えてきても無駄になることはありません。

水没で壊れる場合も

ワカサギ釣り自体が水辺でする釣りなので、道具を誤って水に落としてしまう場合があります。
手巻きのリールなどであれば乾かして、グリスやオイルをさすことで復活させることができますが、電動リールの場合には電気で動いている物ですのでそのまま壊れてしまって使えなくなってしまう可能性がかなりあります。

製品自体が防水仕様ではありませんので、中に水が侵入してしまった可能性がある場合には通電をせずに、すぐに乾電池を抜くのをおすすめします。

乾電池などの外部ソースが必要

電動リールを動かすためにはもちろん電力が必要となります。ほとんどの機種は乾電池を使用していますが、最近発売された物はUSB接続で専用の外部バッテリーを使用するモデルもあります。

 

乾電池の場合、寒さの影響で乾電池自体の性能が落ちてしまい、最悪乾電池の役目を果たさない場合があります。
特にワカサギ釣りをする場所は寒い場所が多く。ドーム船やテント内などの温かい場所であれば問題はありませんが、周りにさえぎる物のない湖上のボートや桟橋では何かしら対応をする必要がでてきます。

また、乾電池の場合、残量が減ってくると巻上げの力が弱くなるなど電動リールの性能が落ちてくるため、良い状態で使おうとすると一日に何度も電池交換をする必要もあり、電池のコストも馬鹿にならない場合があります。

 

最近登場した外部ソースタイプであれば、電動リール本体とバッテリーをケーブルで接続して使用しますので、バッテリー自体を暖かい場所に置いておくことで寒さ対策もでき、使用する電池の本数が4本のため、他の乾電池モデルに比べて電池の容量不足による能力低下や、使用時間も倍以上使えるなどこれから人気が伸びてくるモデルになると思われます。

ワカサギ電動リールを選ぶときのポイント

ワカサギ誘惑ワイドピッチ
ポイント① 持ちやすさ

ワカサギ電動リールは複数のメーカーから発売されていますが、デザイン的にはどのメーカーの製品も細長い形状をしています。
これはワカサギ電動リールを使用する際の持ち方が以下の画像のように親指と人差指でボタンを操作して、残りの指でリール自体を包み込むように持つのが理想的だと言われているためです。

それこそ昔はパソコンで使用するマウスの様な形状をした物もありましたが、現在はこの細長い形状が一般的になっています。

 

ワカサギ電動リール

 

どのメーカーも似たような細長い形状をしていますが、やはりメーカーや製品ごとに微妙に持ち加減が違いますので、せっかく購入するのであれば、近くの釣具屋さんなどで実際に持ってみてから選ぶのがオススメです。

ポイント② 重さ

ワカサギ釣りは朝早くから夕方まで丸一日掛けて楽しむ釣りになります。
そのため一日中ワカサギ電動リールを握り続け、操作し続ける必要があるので、リール本体の重量は手首への負担や、疲労度に直結してきます。

 

最近だと電源を外部にすることで電池分の重さを減らした軽いモデルなども登場してきていますので、軽いものを選ぶという選択肢もありますが、100gを越えるモデルでも使用していて疲れてきたら休憩を取りつつ楽しむというのも、一つの方法と言えます。

 

ワカサギ電動リールの重量表

 

ポイント③ カウンターの有無

ワカサギ釣りで釣れるための秘訣は誘いや餌の選び方などいろいろとありますが、もっとも重要なのはワカサギのいるタナ(水深)に仕掛けをしっかりと落とす必要があります。

カウンター機能は仕掛けを落とす前にゼロ設定を行うことで今の状態をゼロメートルとして認識し、そこから仕掛けを落とすことで糸が何メートル出ていったのかを表示してくれる機能です。
魚探と併用すれば、魚探で魚のいる深度を確認して、後はその深さまで仕掛けを落として行けばいいので確実にワカサギのいる場所を狙うことができます。(ドーム船などで魚探が禁止の場合でも、スタッフさんに聞けばタナを教えてくれる場合があります。)

 

そのため、電動リールを購入するのであれば、カウンター機能の付いた物を選んだほうが間違いなく戦力になってくれます。

 

ワカサギ電動リール カウンター

 

ポイント④ 使用できる穂先の径

ワカサギ電動リールは、電動リール本体に穂先と呼ばれる竿の先端部分のような物を付けて使用します。
穂先はいろいろなメーカーから発売されていますが、最近は統一規格というわけではありませんが、太さが5mm径の物がほとんどのため、メーカーが違っていてもほぼ使用できます。

穂先の価格はかなりばらつきがあり、安いものだと800~1000円前後、高いものだと1万円ぐらいの物もあります。
確かに高い物のほうが素材や性能がいいのですが、初めて揃えるのであれば1000~3000円ぐらいの物をアクションの違いごとに複数購入する方がおすすめです。

ポイント⑤ 安全対策の有無

ワカサギ電動リールの悪い点でもふれましたが、電動リールで一番怖いのは水没する点にあります。
置いてある電動リールにぶつかって水没したり、根掛かりして気づいたら無くなっていた。中には大きい魚を掛けてしまってリールごと持っていかれたりしてしまう場合もあります。

そんな不意のトラブルに対応するために、電動リールを選ぶ際には紐やストラップを付けられる穴(尻手ロープ穴)が開いている製品を選ぶのをオススメします。
尻手ロープを電動リール本体に取り付けて、反対側を台座や用具入れなどに付けておくことで電動リールが落下してもロープのおかげで水没を防止することが可能です。

最近の製品だと付いているものが多いので問題はあまりないかもしれませんが、購入の際には確認してみるといいでしょう。

 

ワカサギ電動リールの安全装置

 

2022年最新版!メーカー別ワカサギ電動リール

ワカサギ電動リール

ここからは現在メーカーのカタログに掲載されているワカサギ電動リールの中から機能的に優れた上位モデルや、手頃な価格で初めての1台にオススメなモデルなど、メーカー別にオススメの商品を紹介していきます。

 

シマノ SHIMANO

レイクマスター CT-ET

発売:2021、2022年 定価:30,250~31,350円 実勢価格:21,000円
レイクマスター CT-ET

シマノの『レイクマスター CT-ET』は2021年に登場して2022年に新色「ブルーブラックGR」が発売になったシマノのワカサギ用電動リールの最新モデルになります。
前モデルである『レイクマスター CT-T』との大きな違いは、内蔵電池式から外部電源仕様に変更になった事による軽量化で、電池を含んでいないCT-Tが96gだったのに対し、CT-ETの本体は90gと、電池を含めると20g以上の軽量化を実現。
更に、本体内部の電池スペースが無くなったことで、更に持ちやすくなっています。

 

それ以外にも新機能として魚探などで計測した深度とリールとの深度差を手作業で10cm単位で補正が可能な「水深補正機能」や液晶画面が大きくなったことにより表示が見やすくなるなど、最新モデルの名に恥じない製品に仕上がっています。

レイクマスター CT-T

発売:2017~2020年 定価:19,8000~20,570円 実勢価格:14,000円
レイクマスター CT-T

2017年に登場、2020年まで毎年機能が追加されるなど、ブラッシュアップされ続けてきたモデルがシマノの『レイクマスター CT-T』です。


それ以前に販売されていたモデルのDDMと比べボディ形状が大幅に変更され、現在主流の手で握れる細長いタイプになったのがこの『レイクマスター CT-T』からになります。
デザインの変更により今までは100gを越えているのが普通だった重量も、100gを切った95gと軽くなり、ユーザーが最も評価しているのが置いた時の安定性が抜群だという点です。

一般的なワカサギ電動リールの機能はほぼ搭載されているので『レイクマスター CT-ET』ほどの最新機能は必要無い方には金額的な面でもおすすめの1台です。

 

購入される際にはバックラッシュ防止機能の付いた2020年に発売されたモデルがオススメです。
バックラッシュ防止機能というのは、仕掛けを落とした際に重りは着底しているのにも関わらず、糸の巻いてあるスプール部分は回転していて糸が余分に出てしまう現象になります。
糸が余分に出ることで糸絡みなどのライントラブルになる可能性があるため、従来では手でスプールを止めて余分な糸を巻き取ったりしていましたが、2020年モデルから搭載されているバックラッシュ防止機能ではスプールにブレーキをかける事でバックラッシュの発生を抑えるようになっています。

ダイワ DAIWA

クリスティア ワカサギ AIR

発売:2022年 定価:33,000円 実勢価格:27,000円
クリスティア ワカサギ AIR

2022年10月に発売されたダイワの最新ワカサギ電動リールが『クリスティア ワカサギ AIR』になります。

 

最大の特徴はその軽さで、各社から発売されているワカサギ電動リールの中ではトップクラスの軽さを誇ります。
全ては従来は電池を内蔵するタイプだったものが、外部電源方式に変更になったことで実現されたもので、電池スペースが無くなったことで、持ち手部分のデザインに制約がなくなり持った際の安定感や操作性もアップしています。

外部電源方式による恩恵はそれだけでなく、従来は単4乾電池2本で動作させていましたが、外部電源バッテリーを使用することで電池の持ちが3倍以上にアップし、さらに電池の容量低減による性能のダウンも解消され、より安定した動作が実現されています。

 

機能的にも最新モデルという事で搭載されている機能は盛り沢山です。
中でも自動でワカサギに誘いをかけてくれる「名人誘い」は現状ダイワの製品にのみ搭載されている機能で、その中でもこの『クリスティア ワカサギ AIR』と『クリスティア ワカサギ CRT R+』『ダイワ クリスティア ワカサギ CRT Rα』の3機種のみに搭載された機能になります。


最新の上位モデルですが、上級者のみならず初心者にも扱いやすいモデルになっています。

クリスティア ワカサギ CRT R+

発売:2021、2021年 定価:26,840円 実勢価格:19,000円
クリスティア ワカサギ CRT R+

ダイワのワカサギ電動リールの中で使い易さと持ち心地の良さで定評のあるCRTシリーズの中でもっとも人気のあるのが『クリスティア ワカサギ CRT R+』になります。

 

「クリスティア CRTシリーズ」は2019年に3機種同時に当時し、2021年にバージョンアップ版として商品名にRのついたモデルが発売になりました。
バージョンアップ内容はエコモードとパワーモードが搭載され、エコモードを使用することで電池消費量を抑えることが可能になっています。

 

今回おすすめする『クリスティア ワカサギ CRT R+』は、CRTシリーズの中では真ん中に位置するモデルになり、下位は必要な機能だけが搭載されて価格が抑えられたコストパフォーマンスモデル『クリスティア ワカサギ CRT R』。上位モデルは電池と外部電源ユニットを選択でき、アルミスプールを搭載した『クリスティア ワカサギ CRT Rα』になります。

 

『クリスティア ワカサギ CRT R+』にはダイワのワカサギ電動リールの上位モデルに搭載されている「名人誘い」や、着底時に1m手前で一旦停止してゆっくり仕掛けを着底させる事でワカサギが散る事を防ぐ「だんだん棚停止」機能など、上位モデルに搭載されている機能が全て搭載されています。

 

「クリスティア CRTシリーズ」は重量のバランスが優れているため、持った際に重さをあまり感じさせないため、とても人気があるワカサギ電動リールのシリーズです。

クリスティアワカサギ E

発売:2019、2020年 定価:8,745円 実勢価格:5,500円
クリスティアワカサギ E

ダイワのワカサギ電動リールの中でもっともコストパーフォマンスに優れたエントリーモデルが『クリスティアワカサギ E』になります。

 

『クリスティアワカサギ E』はワカサギ電動リールに求められる必要な機能のみを搭載し、重要も抑え、持ちやすさと使い易さを両立している初めてワカサギ釣りをする釣り人にもオススメの低価格モデルです。

 

任意に巻き速度の調整を行うことができる「5段変速」。先端に搭載されたスイッチにより巻き上げて来た仕掛けを定位置で停止させる「船べり停止」などワカサギ電動リールで必要とされる最低限の機能は搭載されています。

 

低価格で求めやすいため初めての電動リールとしてはもちろん。様々な最新の機能に必要性を感じず、シンプルな機能を求める方にはオススメです。

 

プロックス PROX

攻棚ワカサギモータードライブEC

発売:2018~2022年 定価:9,878円 実勢価格:8,600円
攻棚ワカサギモータードライブEC

痒いところに手が届く、アイデア満載の釣具を販売しているプロックスが販売している低価格ワカサギ電動リールが『攻棚ワカサギモータードライブEC』です。

 

プロックスさんはワカサギ用具にかなり力を入れていて、ワカサギ関連用品については大手の釣具メーカーよりも多彩なラインナップを誇ります。

『攻棚ワカサギモータードライブEC』は2018年に発売された製品で、それ以前に販売されていた前モデルの『攻棚ワカサギEC』はデザイン的にはパソコンで使うマウスのような形状でしたが、『攻棚ワカサギモータードライブEC』で現在主流の細長いデザインに変更がされました。

 


『攻棚ワカサギモータードライブEC』はワカサギ電動リールに必要とされる最低限の機能を装備しつつ、デジタルカウンターを搭載していることで、仕掛けがどの程度出ているのか確認できる水深表示機能や、巻き上げスピードのスピード表示などの機能も搭載されています。

 

プロックスの『攻棚ワカサギモータードライブEC』で嬉しいところは、他社だと別売りされている、穂先の角度を調整できるジョインターが最初から標準で搭載されている点です。
また、本体の色についても2021年に登場したICEシリーズはクリアーなボディにワンポイントのカラーが目を引くデザインになっており、2021年には「アイスグレープ」と「アイスレモン」の2色。そして、2022年は「アイスチェリー」「アイスブラック」の2色が発売されています。


プロックスからはデジタルカウンターを搭載したモデル以外に、デジタルカウンターを搭載していない『攻棚ワカサギモータードライブNC』も販売されています。
実勢価格的には7,800円ぐらいとなり、デジタルカウンター付きのモデルと1,000円程度しか価格に違いがないため、購入されるのであればこのデジタルカウンター付きの『攻棚ワカサギモータードライブEC』をオススメします。

ハピソン HAPYSON

水深カウンター付ワカサギ電動リール YH-202

発売:2014年 定価:オープン価格 実勢価格:6,500円
水深カウンター付ワカサギ電動リール YH-202

パナソニックの釣り事業を引き継いだハピソンが販売しているワカサギ電動リールが『水深カウンター付ワカサギ電動リール YH-202』です。

 

商品名の通りデジタルカウンターを搭載したモデルながら、実勢価格6,400円とかなりお手頃な価格で販売されていますが、機能的に必要な機能はほぼ搭載されており、かなりコストパーフォマンスに優れた製品になっています。


ハピソンのワカサギ電動リールシリーズは今回紹介している「YH-202」以外にも2機種。カウンターを搭載していない『ワカサギ電動リール YH-201』(実勢価格5,200円)と、巻き上げ時のトルクが「YH-202」の1.7倍あるハイトルクモデルの『メガワカサギ対応高トルク電動リール YH-203』(実勢価格8,00円)もラインナップされています。


ハピソンと言うとあまり聞いたことの無いメーカーではありますが、元はパナソニックの釣り事業を引き継いだメーカーとなりますので、技術的な部分については定評のあるメーカーになります。

まとめ

今回はワカサギ釣りで使用するワカサギ電動リールについて紹介してみました。

昔はワカサギ釣りで有名な地方のお店さんなどで自作の電動リールが細々と販売されていて、知り人ぞ知ると行った感じだったのですが、前述した通り14年ぐらい前にダイワさんが、その後シマノさんからも発売され、入手もしやすくなった事もあり、一気に使用者が増えました。

 

当初は10,000円台と高価なものでしたが、今ではいろいろなメーカーからも発売され、一気に価格も手頃な物へとかわり、最初はコアな釣り人の持ち物だったのが、最近は初心者などのライト層でも使用者が増えてきているのが実感できます。

 

ワカサギ釣り自体は手巻きのリールでも充分楽しむことは出来ると思いますが、一度でもワカサギ釣りの魅力にハマると、電動リールが欲しくなって来てしまうもので、自身も年に1~2回程度行ければ良い程度なのですが思わず買ってしまったのを覚えています。

 

「年に数回程度しか行けないのだから、せっかく行くなら電動リール使いたい!」まさに沼!
でもこの沼が釣り人にとっては楽しい沼なんだとも思うんですけどね(・∀・)

 

みなさんのワカサギ電動リール選びの参考になれば幸いです。