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はじめてのエリアトラウト

みなさんはエリアトラウトと言う釣りをご存知でしょうか。簡単に言ってしまえばニジマス釣りですが、竿に浮きをつけた餌釣りではなく、ロッドとリールを使ってスプーンと呼ばれるルアーで釣るスタイルをエリアトラウトといいます。

 

ここではそんなエリアトラウトで使用するロッド(竿)について選ぶ際の注意点や釣行後のメンテナンスなども含め、エリアトラウトロッドの選び方について解説していきます。

もくじ

エリアトラウトってなに?

エリアトラウトは、管理釣り場などの管理された限定的なエリア内でトラウト(ニジマス)をロッドとリールを用いて釣るスタイルの総称です。トラウト釣りは管理釣り場以外でも、自然の渓流や河川などで釣るスタイルもあり、こちらはネイティブと称されています。

管理釣り場の魅力

エリアトラウト_2

管理釣り場は自然の河川などとは違い、足場やトイレ、駐車場など釣りをするのに快適になるように管理がされています。
そのため、家族連れや初めての人でも安心して釣りを楽しむ事ができます。

釣り場によってはレンタルタックルが用意されており、食事を提供する場所や売店などもありますので、手ぶらで行っても1日楽しむことができます。

埼玉県や栃木県には夏はプール、冬はニジマスが放流されて管理釣り場として運営されているプールトラウトもあります。
料金も安く手軽に遊べるだけでなく、元々がプールなので足場も安全なのでお子様連れでも安心して楽しめます。

管理釣り場で釣れる魚

管理釣り場ではニジマスなど様々な魚を釣ることができます。

 

ニジマス トラウト

『ニジマス』

もっとも一般的な魚で、どこの管理釣り場でも放流されている魚です。
20~30cmぐらいが平均的なサイズですが、ヤシオマスのような大きくなるように品種改良された物だと80cmぐらいの個体もいます。

 

サクラマス トラウト

『サクラマス』
サクラマスは管理釣り場でも人気の魚種で、サクラマス放流の情報が流れるとそれを狙って釣り場に行く人もいるほどです。
人気の理由はとにかく美味しいからで、富山県の名物の「ますのすし」の原料もサクラマスです。

 

山女魚

『ヤマメ』
渓流の女王と呼ばれるほどに美しい魚がヤマメ(山女魚)です。
渓流釣りでは昔から人気のターゲットですが、神経質な性格上、人の気配を感じるとすぐに逃げたり、岩場に隠れてしまうので、釣るのが難しい魚とも言われています。

 

上記以外にも管理釣り場では様々な魚種が放流されています。
大型魚の代表格の「イトウ」、岩場などに身を寄せる「イワナ」や「ブラウントラウト」。脂がのって美味しい「ロックトラウト」やサーモン系の魚など、管理釣り場によって放流されている魚は様々ですので、魚を目当てに釣り場を選ぶのも面白いかと思います。

釣ったあとの楽しみ

ニジマス炭焼き トラウト

 

釣ったあとのお楽しみは、やはり持ち帰って美味しく食べるのが一番です。
塩焼きやムニエルもいいですが、新鮮な物でしか味わえないお刺身やカルパッチョなどもおすすめです。

釣り場によっては有料で魚をさばくサービスや、炭火で焼いてくれるサービスなどもあります。

川魚だけど生で食べても大丈夫?
管理釣り場で放流されている魚のほとんどは、養魚場で管理されながら育った個体になりますので、自然の魚につくような寄生虫の心配はないと言われています。
管理釣り場さんによってはどこの養魚場の魚かを公表して、美味しい魚であることをアピールしている釣り場さんもあります。 (寄生虫は生食の場合には危険性がありますが、火を通して食する場合には問題はないと言われています。)

エリアトラウト用のロッド選び

釣具屋さんに行くと、エリアトラウト用に設計されたエリアトラウト向けのロッドが数多く販売されています。
ここではロッド選びの際に注意すべきポイントについて解説していきます。

エリアトラウト用ロッドの特徴

エリアトラウト用のロッドは対象魚がニジマスという事で、ニジマスを釣ることに特化した設計になっている物がほとんどです。
特徴としては、ニジマスの引きを相殺するためにロッド自体が柔らかく細めに仕上がっています。

【ロッド選びのポイント1】長さ

一般的には6ft(フィート)ぐらいの長さの物が向いていると言われています。
1ft(フィート)は30.48cm(約30cm)なので、ロッドの長さは約180cmぐらいの物を基準にして、それ以下は短め、それ以上は長めと認識しておくといいと思います。

 

埼玉県内に多いプールを利用した管理釣り場の場合、深さもそこまでは無く、場所によっては対岸までの距離もあまりない場所もありますので、4~5ft(フィート)などの短いロッドの方が釣りやすですし、ミノーなどのロッドでアクションを入れるルアーを使う場合も、短いロッドの方がアクションを入れやすいので好まれて使われています。

逆に大きいポンドの場合には遠くに飛ばすために長めのロッドが使われ、同様に大きいサイズを狙う人も大きな魚とやり取りするために長めのロッドを選ぶ方が多くいます。

 

そのため、上記した通り、ロッドの長さについては6ft(フィート)を基準として、釣り場や釣りのスタイルに合わせて長さを考えて見るのがベストな選択方法だと言えますが、最初の1本についてはどこでも使える6ft(フィート)のロッドを購入しておけば問題はないかと思います。

【ロッド選びのポイント2】硬さ(パワー)

ロッドを見るとその製品の製品名や型番が表記されています。
その型番の後半にあるアルファベットの表記を確認することでそのロッドの硬さ(パワー)を把握する事ができます。

 

 

上記がトラウトロッドの主な硬さの表記です。
硬いロッドと柔らかいロッドの特徴については以下の通りです。

 

柔らかいロッド

柔らかいロッドはロッド自体のしなりを利用してルアーを投げることができるので、軽めのルアーを投げるのに適していますが、ロッド自体が柔らかく粘りや張りがないため、重たいルアーや大きい魚とのやり取りには向いていません。

 

硬いロッド

硬いものほどロッド自体に張りと粘りがあるので、結果としてパワーがあります。そのため、重めのルアーを投げたり、大きさな魚と対峙する場合に向いていますが、逆に軽めのルアーを投げるのには向いていません。

 

ロッドを選ぶ際には、投げるスプーンやプラグの重さで判断して問題は無いかと思います。
ロッドにはそのロッドに対応したルアーの重さが明記されていますので、対応した範囲のルアーであれば使用することは可能です。

 

ただし、ミノーなどのロッドでアクションを行う場合や、水噛みが強く巻いてくる時に抵抗が大きいルアーの場合には、硬めのロッドの方が操作がしやすい場合もあります

 

最初に選ぶロッドとしてはULぐらいの硬さの物が一番オールマイティーに使用できるのでおすすめです。

【ロッド選びのポイント3】継数

継数(つぎすう)というのはロッドを分割した際に何本に分かれるかを表した数字になります。
継数が2であれば2本に、継数が5であれば5本に分割できるという事になり、6ft(フィート)のロッドで継数が2の場合には分割すれば94cm(仕舞)ぐらいに短くすることができます。

 

一般的なエリアトラウト用ロッドですと継数が2の物が大半ですが、持ち運びの関係でもっとコンパクトにしたいのであれば継数が多いものを選ぶといいかもしれません。

【ロッド選びのポイント4】素材

ロッドは使われている素材によって様々な特徴があります。
ここでは素材ごとの特徴について解説していきます。

カーボン

現在販売されているエリアトラウト用ロッドで主流になっている素材がカーボンです。
素材の含有率や密度によって特性が変わってきますが、総じて軽くて感度が良いという特徴があります。

 

カーボンロッドの良い点

・反発力が強くロッド自体に張りがあるので扱いやすい。
・軽いので1日投げていても疲れにくい。
・感度がいいのでルアーの水中の動きや、変化がわかりやすい。

 

カーボンロッドの悪い点

・扱い方によって折れやすい。
・電気を伝えやすいので落雷の危険性がある。

 

現在主流の素材という事で各社から多くのロッドが発売されているので、店頭などで触れてみて自分にあった物を探しやすいかと思います。

 

最初に買うのであればカーボン製のロッドを買っておけば間違いは有りません。

グラス

グラスロッドはガラス繊維を素材に作られたロッドで、カーボン繊維が登場するまではロッドや竿の主流素材でした。
カーボンロッドとは違いロッド内部は中空ではなく詰まった状態になっているので折れにくく、カーボンロッドのような粘りや張りは無く、とてもしなやかで柔らかく柔軟性の高いのが特徴です。

 

グラスロッドの良い点

・ロッドが柔らかので軽いルアーが投げやすい。
・とても丈夫なので折れる事は殆どない。
・フックアップした魚がバレにくい。

 

グラスロッドの悪い点

・柔らかいのでパワーが伝わらずフッキングしにくい。
・張りがなく柔らかいためキャストするのに慣れが必要。
・強度を上げるためにロッドが太くなり全体的に重い。
・ロッド自体が柔らかいため感度が悪い
・ロッド自体にパワーが無いため大きい魚とはやり取りしにくい。

 

上記はグラス素材のみで作られたグラスロッドについてになりますが、グラスロッドにはカーボン素材とグラス素材を合わせたグラスコンポジットと呼ばれる物も存在します。

昔はカーボン繊維にグラス素材を混ぜたものでしたが、最近の主流はグラスの外周を薄いカーボンで補強してグラスの特性を最大限に活かしつつ、張りや強度、パワーが補強されたものになっています。

 

こう見るとデメリットの部分が目立ちがちですが、クランクなどの巻物と呼ばれるルアー用にグラスロッドを使われている方も多くいいらっしゃいます。

 

最近のトラウト向けのグラス製のロッドですと、エリアトラウトよりも渓流などのネイティブ向けのロッドが多く販売されています。
エリア向けでは「鱒レンジャー」シリーズを、折れにくいという事でお子様用に使用されている方も多く見受けられます。

ボロン

タングステン由来のホウ素繊維を素材でできているのがボロンになります。
ホウ素繊維は高強度、高弾性という特徴があり、ロッドにした場合には他の素材に比べ硬く反発力が有り、感度もいいロッドに仕上がっています。

 

ボロンの良い点

・硬く反発力があり感度もいい

 

ボロンの悪い点

・タングステンという重たい金属が由来なので重い

 

高感度ではありますがその硬さゆえに使うのにはそれなりの技術が必要になってきます。
最近はロッド全体ではなく、ロッドの一部にボロンを使用したロッドが増えてきています。

【ロッド選びのポイント5】アクションや穂先の違い(調子)

ロッドは素材の違いによって特徴が変わってきますが、同じ素材の中でもロッドの曲がり方や竿先(穂先)の違いによって様々な特徴が見られます。

ロッドの曲がり方(テーパー=調子)の違い

魚をかけた際にロッドに負荷がかかると、ロッドは穂先(先端)部分から曲がっていきます。
この曲がり方をテーパー(調子)といい、その曲がり方もロッドによって変わってきます。

 

メーカーに寄ってアクションの名称や表記方法は若干異なりますが、”ファースト””レギュラー””スロー”はほとんどのメーカーで使用している共通の用語になります。(下記の図はシマノの表記を基準にしています)

 

 

テーパーは調子と表現される場合もあります。

 

 ファースト=先調子、掛け調子

 スロー=胴調子、乗せ調子

 

一般的にはそれぞれの調子は上記のように分けられ、掛け調子はロッドの先端で魚の反応を感じることができるので自らフッキング(掛け)に行きやすく、乗せ調子は先端にそこまで反応が来ませんが、それが逆に魚に違和感を与えることがなく、魚が完全に食いついた状態で向こう合わせ気味に合わせる状態をいいます。

 

竿の先端に反応がある=魚に違和感を与えているため、違和感を与えながらも素早く掛けていくのか、違和感を与えずに時間をかけても確実に合わせに行くのかスタイルを選ぶことができます。
(ロッドの先端に反応があるということは魚がラインを引っ張っているという事で、結果的に魚に違和感を与えている状態と言われています。)

 

テーパーアクションはアルファベットで表現される場合が多く、ダイワさんだと製品によっては品番に記述がないので少し分かりにくいのですが、シマノさんだと品番に表記されているのですぐに確認することができます。

穂先の違い

上記のテーパーと合わせて、穂先の違いでもアクションに違いが出てきます。

チューブラ

チューブラはロッドの先端が中空になっている物をさします。
最も一般的なカーボンロッドは薄いカーボン素材を丸めて筒状にしていますので、イメージとしては中空のストローの用な感じになっています。
チューブラはその状態が先端まで続いているので、先端もそれなりに張りのある状態になっています。

先端に張りがあるので、魚の反応をビンビンに感じることができ、掛け調子で自ら掛けに行くことができます。

 

悪い点としては柔らかいので元の状態にもどるのが遅いと言う点があります。
そのため、ソリッドを竿先に使用したロッドの場合には竿先から下の部分を比較的硬くてパワーのある物にすることで悪い部分を補っているものを多く見かけます。

ソリッド

ソリッドは中が詰まっている状態の物をさします。
チューブラの空洞と違い中が詰まっているので強度の面で心配が無く、細く柔らかい物を作ることができます。
そのため、繊細な当たりや変化を竿先で視覚的に捉えることができ、更には魚がかかった時にも竿先がしっかり曲がってくれるのでしっかりとフッキングすることが可能です。

【ロッド選びのポイント6】ガイド

ガイド

ロッドでラインが通る部分をガイドといいます。
上の写真のようにガイドには形状の異なる複数の種類があります。

 

「SICガイド」は一昔前のモデルによく搭載されている汎用のガイド。
「Kガイド」は最近のエントリーモデルでよく採用されているガイド。
「KLガイド」はKガイドの足が高いバージョンでリングが小径のモデルになります。

(この中ではSICが一番古いモデルになります。)

 

ガイドの形状によってラインが絡まにくく、SICよりもKガイドの方がライントラブルが少ないと言われています。

ちなみに、外側の部分をガイド、内側の輪っかの部分をリングといいます。
ガイドの部分は素材違いで何種類かあったり、リングの部分も同様に素材違いで何種類かありますので組み合わせで何パターンも存在します。

 

古いロッドを買う際には最低限SICリング付きの物を選んで頂ければ問題は有りません。SICよりも以前のリングだとラインと触れた際の抵抗が強く、ラインを傷つけたり、最悪リング自体が削れてしまう可能性があります。

メーカ別おすすめエリアトラウトロッド

ここからはメーカーごとにおすすめのトラウトエリアロッドを紹介していきます。
基本的には最初の1本におすすめする物と、そこからステップアップした上のランクの物をピックアップしています。

 

今回セレクト下ロッドは、最初の1本としてスプーンやプラグなど様々なトラウトルアーを使えるオールマイティーな万能ロッドを選んでみました。
最初は何でも使えるロッドで色々試して頂き、次のステップとして、その中から面白いと思った釣法にあったロッドを選んでみるのをおすすめします。

シマノ

シマノは釣具ではトップクラスの国内メーカーです。釣りに関する様々な道具や用品を製造販売しており、品質の高さには定評があります。初めて道具を買うのであればシマノ製品を買っておけば問題は有りません。

トラウトライズ S60SUL
シマノ トラウトライズ
シマノのトラウトフィッシングの入門用に最適なエントリーモデルが「トラウトライズ」です。旧モデルに比べグリップ部分が2分割されたセパレートグリップに変更され20g前後の軽量化がされているので一日中使用した際の疲労軽減だけでなく、ロッドの取り回しも良くなっています。
ラインが通るガイド部分は安価なモデルにありがちな低品質のガイドではなく、先端部分のトップガイドには上のグレードのロッドでは標準的に搭載されているSICリングガイドが搭載されているのでラインが絡まったりするライントラブルなども抑えられています。
おすすめする「S60SUL」は対応するルアーの重さが0.6~6gなので軽めのスプーンからミノーやクランクベイトなどの少し重たいルアーも使うことができるのでオールマイティーに使用できます。
実勢価格 10,200円
 
カーディフ AX S60SUL-FF
シマノ カーディフAX
シマノの中でもトラウトロッドのハイグレードであるカーディフシリーズ。そのベーシックモデルにあたるのが「カーディフAX」です。
グレードの高いモデルに採用されている「スパイラルX」や「ハイパワーX」などのロッドの基本構造を補い性能を引き出す技術や、軽量なチタン製のATガイド。同じく大幅な軽量化を実現するCI4+素材を採用したグリップなど、上級グレードの機能を搭載したハイコストパフォーマンスロッドです。
実勢価格 25,000円

ダイワ

ダイワはシマノに並ぶトップクラスの釣具の国内メーカーで、釣り人の中では”ダイワ派””シマノ派”と派閥ができている程に人気を二分しています。初めて釣具を買うのであればシマノと同様にダイワ製品も間違いは有りませんので、デザインや機能などで選ぶのもいいかと思います。

トラウト X AT 60UL
ダイワ トラウトX
2021年の秋に登場した安価で入門用に最適なエリアトラウトロッドのシリーズが「トラウトX」になります。
「トラウトX」はエリアトラウト専用デザインとなるため、プールトラウト向けの短いロッドなど他社ではあまりみないモデルもあり、このシリーズの中だけで様々な釣りのスタイルに対応できるラインナップになっています。
今回おすすめする「60UL」はスプーンからプラグまで幅広いルアーが使用できるオールマイティーなモデルですので、最初の1本にはおすすめです。他にも「40XUL」「46XUL」「50XUL」は先端がソリッドティップの短いロッドで、狭い管理釣り場での使用を想定したモデルになりますが、ロッドが短いという点で小柄な女性などにもおすすめのモデルです。
実勢価格 7,600円
 
イプリミ 60XUL
ダイワ イプリミ
ダイワのエリアトラウト向けモデルの中でもベーシックな位置づけのモデルが「イプリミ」です。
カーボンロッドの弱い部分であるねじれを抑える「ブレーディングX」や、ラインの絡みが少ないKガイドなど機能的に優れているだけでなく、ダイワのエリアトラウトの最高峰モデルである「プレッソ」の流れをくむ黒とオレンジのカラーリングデザインは高級感も感じさせてくれます。
ベーシックモデルという事でハイエンドモデルほどの機能はありませんが、エリアトラウトで使用するのには十分な機能が搭載されているので、入門用ロッドからの次のステップに選ぶ1本としてもおすすめです。
おすすめする「60XUL」はスプーンを巻いて釣るのには最適な1本です。対応しているルアー重量は0.6~3g、ロッドのアクションは少し張りのあるレギュラーになりますので、マイクロスプーンと呼ばれる小さい軽めのルアーはもちろん2g台の標準サイズのスプーンが投げやすく、コントロールもしやすいモデルです。
実勢価格 11,600円
 
プレッソ V 60ML
ダイワ プレッソ
ダイワのエリアトラウト最高峰モデルが「プレッソ」です。
ガイドは軽くて柔軟性もありライントラブルも少ないKガイドが搭載され、トーナメントモデルにも搭載されているロッドのねじれを防止してパワーと操作性を向上させるX45など最高峰の名に恥じない機能を有しています。
おすすめする「60ML」は掛け感を向上させたレギュラーファーストテーパーモデルで1~2g台のスプーンだけでなく、重めのスプーンも使用可能。バットパワーもありますので大物狙いにもおすすめです。
実勢価格 27,000円

アブガルシア

アブガルシアは創業100年を越えるスウェーデンの総合釣り具メーカーです。元々はリールを製造販売していて、1952年に登場したアンバサダーシリーズは今でも製造されているほどの人気商品です。近年はリール以外にもロッドやルアー、釣具用品なども販売しています。

Mass Beat III MBS-622LS III
アブガルシア マスビート
アブガルシアの「マスビート3」はエリアトラウトロッドの入門用として人気のあるシリーズです。
商品名に3とあるように、この商品で3代目になり、初代の発売から10年以上経過している人気のシリーズになります。(厳密にはエクストリームというモデルがあるためシリーズといては4作目)
「マスビート」は入門用モデルとしてコストダウンしながらもリニューアルごとに強化がされています。
2代目ではトップガイドがSICになりキャスト時の飛距離アップとライントラブルが軽減して、3代目ではグリップがセパレート方式になり軽量化がされています。
おすすめする「MBS-622LS III」はミノーやクランクなどのハードルアー向けのロッドになりますが、初心者の方が多く使う2~3g台のスプーンを遠投するのにも向いています。先端がソリッドなので喰い込みも良く、ロッド自体のパワーもあるので大きいサイズのトラウトともやりあえます。
実勢価格 7,000円
 

メジャークラフト

メジャークラフトは2002年に創業した釣具の製造メーカーです。創業当初からロッドの製造販売がメインで、低価格なエントリーモデルから上位モデルまで幅広い価格帯のロッドをラインナップ。近年ではルアーの製造も行っています。

トラパラ TXA-602UL
メジャークラフト トラパラ
「トラパラ」はメジャークラフトが販売する入門用として人気のあるロッドシリーズです。
メジャークラフトは性能の割にお手軽な価格のコストパフォーマンスに優れたロッドを多く販売している人気のメーカーです。
その中でも語尾に「パラ」のつくパラダイスシリーズはトラウト以外にもバス用の「バスパラ」や海用の「ソルパラ」などもあり、入門用ロッドとして人気のあるシリーズになります。
おすすめの「TXA-602UL」はスプーンやハードルアーなどエリアトラウトで使用する様々なルアーに対応できるオールラウンダーな1本になりますので、まさに最初の1本におすすめな1本です。
実勢価格 8,000円
 
トラウティーノ TTA-602SUL
メジャークラフト トラウティーノ
「トラウティーノ」はメジャークラフトのエリアトラウト向けロッドの中では1番硬めのロッドになります。
固めと行っても張りがあると言う感じで、柔らかいロッドよりも張りのあるしゃきっとしたロッドが好きな方にはおすすめです。
ロッドの硬さはSULで、アクションはFになりますので、スプーンやプラグなどオールマイティーに扱えるロッドになっていますが、ロッド自体に張りがあるので、ミノーなどのロッドで操作を必要とするプラグなどに向いているロッドになっています。
実勢価格 10,800円
 
ファインテール FAX-602UL
メジャークラフト ファインテール
「ファインテール」は魚をバラしにくさをコンセプトにおいたメジャークラフトのエリアトラウト向けロッドの中でも柔らかめのロッドになります。
柔らかいと言ってもグラスロッドのようなグニャグニャとした物ではなく、全体的にある程度の張りがあり、魚を掛けた際には自然と曲がって魚の引きに追従してくれます。
この魚の引きに追従してくれる動きのおかげで魚をバラしにくく、確実にキャッチへとつなげてくれます。
おすすめする「FAX-602UL」はシリーズの中でも標準的なモデルになり、スプーンやプラグなど幅広いルアーに対応できるオールマイティーな1本になります。
実勢価格 18,000円

ロッド選びQ&A

バス用のロッドの中でも柔らかめの物であれば使用はできると思いますが、あくまで使用できるというだけで、実際に魚が食ってきた時にはロッドのパワーが強すぎてうまくフッキングできなかったり、掛かってもバレてしまう可能性が高いと思います。

パワーはロッド自体の硬さなどを指す用語で、ロッドの型番表記などにある”SUL””UL””M”などの表記がそれになります。
詳しくは以下をご覧ください。
【ポイント2】硬さ(パワー)

 

テーパーは魚が掛かった場合など、ロッドに負荷がかかった時にロッドの先端からどのように曲がっていくのかを指す用語になります。
詳しくは以下をご覧ください。
【ポイント5】アクションや穂先の違い(調子)

ロッドの曲がり方(テーパー)の事をさします。
ファストテーパーが先端のほうだけが曲がり、レギュラーテーパーはそれよりも真ん中寄りの部分あたりから曲がっていきます。

詳しくは以下を御覧ください。
【ポイント5】アクションや穂先の違い(調子)

ロッドに使用されているパーツによって金額はかなり変わってきます。例えばラインが通るガイドも安価な物だとOリングガイド、標準的な物だとSICガイド、ハイエンドモデルによく使われているKガイドなどがあり、ガイドの素材もステンレスやチタンなど様々な物があります。
高いロッドほど軽量であったり性能が良いのは事実ですが、選ぶ際には価格と性能のバランスが良いものや、自分にあった物を選ぶほうが良いかと思います。

最低限先端のガイドがSICで、素材は張りのカーボンであれば問題はなかと思いますが、ホームセンターで販売されているリールとセットで数千円と言った物だと、繊細な釣りを必要とするエリアトラウトで使用するのは難しいかと思います。
上記の「おすすめエリアロッド」で紹介させて頂いているような釣具で定評のあるメーカーの製品であれば問題なくご使用頂けると思います。

釣りのあとのロッドメンテナンス

釣りに行ったら使用した釣具をメンテナンスしてあげましょう。
こまめなメンテナンスをすることで釣具の寿命も伸びますし、大切に扱えば愛情も湧いてきます。

ロッドのメンテナンス方法

エリアトラウトの場合だとほとんどの管理対場が流れのある池のようなポンドタイプか、川の流れを利用した河川タイプになります。そのため水は比較的キレイな場所が多いので、釣りに行っても目立ってロッドが汚れるような事は少ないと思います。

 

ガイドリングのクリーニング

 

基本的には釣行毎にラインが通るガイド部分を軽くクリーニングしてあげる程度で、あとは数回釣行に行ったらロッド全体のクリーニングで大丈夫かと思います。

 

以下のクリーニング方法は筆者の個人的なやり方になります。
この方法で10年以上やってきて、特に問題を感じたことは有りませんが、あくまでクリーニング方法の一つとして参考程度にご覧下さい。

 

毎回の釣行毎のメンテ

・布やテッシュなどに水分を含ませてガイドリングを拭き掃除
・汚れている部分があればその部分も拭き掃除

 

2~3釣行毎、または1~2ヶ月ごとのメンテ

・布やテッシュなどに水分を含ませてガイドリングを拭く
・布やテッシュなどに水分を含ませてロッド全体(グリップ部分も含む)を拭く
・ガイドリングやロッド部分に「ボナンザ ワンタッチ」を塗布して乾拭き
・繋ぎの部分を確認してワックスが抜けているようなら「フェルールワックス」を薄く塗る

 

拭く際には自分は「水」か「無水エタノール」を使用しています。
人によっては「マイペット」などのマルチクリーナーを使用している方もいますのでご家庭にある物を使用して頂ければいいと思います。

基本はいらない布などを使用して、ガイドや細かい部分は綿棒や歯ブラシを活用して掃除しますが、テッシュだと破れて隙間に挟まってしまう場合があるので注意が必要です。

「ボナンザ ワンタッチ」は表面にフッ素樹脂のコーティングをして摩擦抵抗を下げたり汚れや水滴を弾いてくれます。
人によってはシリコンスプレーを使用している方もいますが、シリコンスプレーはあくまで潤滑材ですのでコーティング効果はありません。塗布後は表面がツルツルして撥水効果も得られますがコーティングではないのですぐに効果がなくなってしまいます。

グリップの部分は洗剤等は使わずに水振きだけで十分です。
スポンジのようなEVA素材やコルクの場合、素材に細かな隙間や穴がありますので洗剤を使用した際には最終的に水振きと乾拭きをしっかり行わないと洗剤成分が残ってしまう場合がありますので注意して下さい。

おすすめのロッドメンテナンス用具

ボナンザ ワンタッチ / ロッド・メンテ50

ボナンザの『ワンタッチ』は乳液タイプのフッ素樹脂コーティング剤です。

使い方としては布などにワンタッチを付けてロッドに塗り込み、乾燥する前に乾拭きするだけで簡単にロッドの表面をフッ素樹脂でコーティングすることが可能です。

フッ素樹脂コーティングすると以下のようなメリットがあります。

■表面がツルツルになり摩擦を軽減
キャストしてラインが出ていく際にロッドにラインが触れることがありますが、その際に摩擦を軽減することで接触時のラインへの抵抗を下げる事ができます。抵抗が下がれば飛距離アップはもちろん、ラインへのダメージも軽減されます。

■水分や汚れ、傷を防止
フッ素樹脂コーティングをかけることで表面についた水分や汚れを用意に落とすことができ、軽微なキズも防いでくれます。

■臭いの付着を防止
表面がコーティングされているので魚の生臭さが定着するのを防いでくれます。

「ワンタッチ」は乳液タイプで最後に乾拭きが必要になりますが、ボナンザからは乾拭きの必要のないスプレータイプの「ロッド・メンテ」も発売されています。吹付けタイプなので表面のコーティングの持続力は低めですが、手軽に扱えるので釣り場で緊急的に使用するのに向いています。

実勢価格 1,000円
 
スミス ロッドフェルールワックス

「ロッドフェルールワックス」はロッドの繋ぎ目に使用するワックスです。
繋ぎの無いワンピースロッドには必要ありませんが、ロッドが複数に分割され、使用する時に繋げるタイプのロッドにはこの「ロッドフェルールワックス」が必需品になってきます。

「ロッドフェルールワックス」はロッドの繋ぎ目に塗布して使用する固形のワックス剤になります。効果としては分割されたロッドをつなげた際に抜けにくくしたり、逆に分解する時に抜けやすくしてくれます。

繋ぎ目の部分はロッド同士の摩擦によって抜け無いようになっているのですが、抜き差しを繰り返すことで少しづつ摩耗していき、結果的にキャストした際に穂先がスっぽ抜けて飛んでいってしまったり。逆に緩くなってきたので強く差し込みすぎると、抜けなくなってしまう場合があります。

そのため、日頃から「ロッドフェルールワックス」を使用しておくことで、繋ぎ部分の摩耗を最低限に抑えることができ、安心してロッドを扱えるようになります。

実勢価格 700円
 

ロッドの保管方法

ロッドを使用しない時、部屋の片隅の置いておくのも良いのですが、不意にぶつかったりしてロッドを破損させてしまったら大変です。とくにエリアトラウト向けのロッドは細い物が多いので折ってしまう可能性もあります。
ここでは大切なロッドをキズ付けないように保管する方法について触れてみたいと思います。

ロッドスタンドを使用した保管方法

 

ロッドスタンドは写真のようにロッドを立てた状態で保管できる道具です。
無造作に壁に立てかけて置くよりも、こういったスタンドでロッド同士の隙間も保って保管しておいたほうが振動で倒れることもありませんし、何より隙間が保たれているのでガイド同士がぶつかってキズがつくようなことも有りません。

個人的には写真のような円形タイプの物がおすすめです。
円形以外にも四角タイプの物などがありますが、円形が一番場所を取らずに、ロッドの取り出しも容易なためおすすめします。
釣具屋さんのロッド展示方法もこの円形タイプを使っているのをよく見かけます。

ロッドケースを使用した保管方法

ロッドケースはロッドを持ち運ぶ際などに使用する物です。
エリアトラウト用のロッドは細くてガイドが小さい物がほとんどです。そのため、そのままむき出しで保管しておくと何かしらのアクシデントで傷がついたり破損してしまう可能性があります。
そこでおすすめなのがロッドケースに入れて保管しておく方法です。

エリアトラウトロッドは長くても6.6ft(フィート)ぐらい、ほとんどが2つに分割できる2ピースタイプの物なので、分割すれば100cm程度に抑えることが可能です。
ロッドケースは物にもよりますが、130cmぐらいのサイズの物であれば2~3本程度を収納することができますので、それらのケースを利用して保管しておき、実際に釣りに行く際にはそのままロッドケースごと持って行くことが可能です。

おすすめは長さ130cmぐらいでセミハードかハードタイプの物です。

あとがき

今回はエリアトラウトで使用するロッドについて書いてみました。

エリアトラウトは手軽に遊べる釣りとして全国に多くの釣り場が有り、特に栃木県や群馬県には全国の管理釣り場の約6割が集中しているので、関東圏では冬になるとトラウト釣りをする釣り人が多くいます。

自分で釣ったニジマスを自宅に持って帰って食したりする人もいれば、釣った魚は全部放流して単純に釣る行為を楽しむ人もいたり。競技として各地で開催される大会に参加をする人もいます。
このようにエリアトラウトは懐が広く、楽しみ方も多彩な釣りですので一度楽しんでみて頂ければ幸いです。

イチカワ
イチカワ
元釣具屋店員で好きな釣りはエリアトラウト、ブラックバス、金魚釣り等々。 エリアトラウトは埼玉、群馬、栃木を主に徘徊。中でも川越FFには毎年シーズン初めの初釣りにお伺いしています。 ブラックバスは霞ヶ浦によく通っていましたが、最近は群馬前橋方面の管釣りでエンジョイフィッシング。 金魚釣りは自前の竿を片手に室内釣り堀に通っています。

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