旅鱒

【はじめに】

『管理釣り場』とは民間のレジャー施設です、各釣り場に設けられたルールはもちろん、マナーを守って楽しみましょう。

 ・ゴミやタバコは指定の場所へ
 ・周囲の人への迷惑になるようなことはやめましょう
 ・釣り場のルール(レギュレーション)をしっかり把握し守りましょう
 ・魚の取り扱いにはよく注意し、魚に優しい釣りを心がけましょう

<管理釣り場初心者の方はまず↓こちら↓の動画をチェック!!>

YouTubeチャンネル『旅鱒』
よろしければチャンネル登録をよろしくお願いいたします

この記事の目次だよ・///

~せっかく書いたんで最後まで読んでください~

前書き

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全国のカンツラーさん「たびっす・///」※旅鱒の挨拶です、覚えてください
今回はご存じの方も多いかと思いますが我々『旅鱒ch』が現在進行している事業『TABIMASU BASE
~yanagisawa~』
現在絶賛準備段階ですが、現在までに感じている困った事をいくつかご紹介していきたいと思います。

将来的に管理釣り場経営してみたいな~なんて思っている方の参考にもなるかもしれません、そして現在管理釣り場の釣りを楽しんでいるカンツラーの皆さんにもご自身の釣りの楽しみ方を見つめるきっかけにもなるかもしれません。

是非ご興味頂けましたら最後までお読み頂けると嬉しいです。

まずは本件をご存じない方に・・・

『TABIMASU BASE~yanagisawa~』とは

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2018年から現在まで全国の数ある管理釣り場を実際に訪問し取材、動画にして皆さんの管釣りライフのデータベースとして活動しておりました旅鱒チャンネルが、ある一軒の管理釣り場との出会いからスタートした事業企画。

閉鎖された管理釣り場『柳沢ルアーフライフィッシングスポット』を旅鱒チャンネルの手でもう一度再生しお客様のにぎわう管理釣り場へと進化させるといった、ある意味無謀?な挑戦かもしれません。

事業としての『管理釣り場運営』
企画としての『釣場再生』
実際に営業することによって生まれる『コミュニケーション』

そして何より旅鱒1号(私)がやりたいことをとことん追求できる場所・・・
それが『TABIMASU BASE(旅鱒の拠点)』
その出発地点が『~yanagisawa~(柳沢ルアーフライフィッシングスポット)』

と、なるわけです。

 

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2023年10月頃『柳沢ルアーフライフィッシングスポット』は『TABIMASU BASE~yanagisawa~』へと生まれ変わります。

準備段階から困った事

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さて、ここからは現在進めております管理釣り場開業に向けた準備のお話です。

正直に申せば旅鱒で運営を始める釣り場『柳沢ルアーフライフィッシングスポット』は定期的に地主の方が整備をし、時折訪問されるご友人や釣り好きな親族の方等の為に少量の魚を放流し楽しんでいたフィールドで、大きな準備などは必要なく運営を開始できる状況でした。
しかしながら、今回は旅鱒チャンネルにとっても『事業』というくくりで運営すると奮起しておりましたので、可能な限り時間をかけ、来場いただくお客様にご不便を感じさせぬように整備(片付けや補修)しております。

そんな準備の段階でもまぁでるわでるわトラブルが(笑)

そんな準備中の『TABIMASU BASE~yanagisawa~』の困った事案を5つにまとめましたので是非ご覧ください・///

①場所の選定

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管理釣り場を開きたいと思うのはカンツラーなら珍しくもなく、私もその一人。
実際に開くとなるとお客様を呼ぶわけですから場所の選定には本当に悩みますよね?
そもそも場所が決まらないからこれまでのらりくらり過ごしてはや10年なんて方も多いかもしれません。

そもそも管理釣り場を開くためには大きく分けて2種類

『土地を開拓して釣り場を1から作り上げる』
『すでにある釣り場の居ぬきから整備』等々

※ほかにも様々な方法があるかと思います
実際によく聞く事例としては営業中の常連のお客様が引き継ぐなんてのも聞きますね!
詳しいお話はできませんが『TABIMASU BASE』は後者が近いかもしれません。

場所選定はいろんな問題点を含みますのでいくつかご紹介

・交通の便は良いのか?
・ライフライン(飲料水や電気)は確保できる?
・夏場の水温は営業可能な範囲か?
・水の引き込み方法は?
・仕入れ可能な養魚場との距離は?

ざっとですがこれらは考えておかねばなりません。

交通の便は誰もが考えますが、それ以下の項目にはしっかりとお金がかかってきます、そのあたりを考慮すると・・・
なかなか場所なんて決まりませんね

ちなみにTABIMASU BASE』は・・・あれ?やっぱり無謀?

 

②ワクワクが最大の敵

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さぁ、潤沢に資金のある富豪のあなた!この項目は鼻で笑っちゃいますから飛ばしてお読みくださいwww

さて、場所が決まれば次に何を検討しますか?そうワクワクの『コンセプト』の検討です。
※このワクワクが最大の敵になります。
誰しも釣り場を始めたければ考えてしまいますよね?

・どんな施設にしようかな?
・どんな魚種を入れようかな?
・魚のサイズはやっぱり・・・
・めちゃくちゃ釣れる感じが良いな!

はい、私もいろいろ悩んでます(現在進行形)
現在進行形の私がここでお伝えしたいのは、初めに書いたワクワク『コンセプト』はいったん置いときましょうということです。

なぜなら、営業開始後でも変えられますし・・・
実際の設備を最低限使える形に補修するのにお金が羽ばたいていきます・・・
その上でワクワク『コンセプト』ばかり追いかけていますと・・・

TABIMASU BASEのようになります・・・あれ?やっぱり無謀だった?

先に申しました潤沢な資金をお持ちの富豪様におかれましては・・・問題なし

 

③場所だけじゃない必要な物

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さて、現在絶賛準備中のTABIMASU BASEですが、正直人力では何をどうしても解決しない事が多いです。
当然一から池を掘り、釣り場自体を作り上げるのは個人では現実的ではなく、資金が必要。
居ぬき状態からならできてるから必要ないよね?と思う方もいらっしゃるのでは?

それが、全くそうではなかったわけです。
ザックリですが今私が必要に感じてる『物』を少しご紹介しましょう

・軽トラック
・刈り払い機
・重機(ショベル等)

これ、簡単に買えます?※刈り払いくらいは買えますね(笑)
ただし、居ぬき状態にもよりますが、引き継いで良かった物もたくさんあります。

・トイレ設備(百数十万)
・ストック池設備(百数十万)
・水道用井戸ポンプや配管(十数万)
・建屋(数百万)
・端材・木材(十数万)
・魚用のタンク(数万)

あげたらきりがないですが、これらは状況によって自分で構築しなければならないので大変な事ですね
あるものはしっかり綺麗に整備して利用する、それが最大の節約ですね!

さらに個人で持っていたことで助かった物はDIY用工具や部材ですね!一式とは言いませんが少しだけあったので非常に役立ってます。
必要なものは借りながらでも対応できますが、いずれは買わなければいけないですね~。

要するにたとえ居ぬきでも資金は大量に必要ということです。
まいっちゃいますねぇ~

 

④簡単じゃない『お片付け』

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いやいや片付けなんて普通にできるでしょ?

いいえ

想像を超えます

現在営業されている管理釣り場の多くは開業およそ10年~30年程度は経過しているのがほとんど(旅鱒概算調べ)です。
当然運営者の方もお客様の為に綺麗に維持を頑張っていらっしゃることと思います。

が・・・

見えない所がそれはもう大変!!!

管理釣り場は自然環境を利用しているので当然いろんな虫も多いわけです。
また、長年にわたって経営をされていると様々物も増えます、いつか使うだろうもの(大半は使わない)なんかも多く倉庫や建屋に眠っています。

また、閉業後時間の経過している釣り場ではいろんな生物(先住虫)が住み着いて毎日平和に暮らしております
そういったものは想像を超えて気合を入れなければ全て手が付けられません。

こちらも実際にTABIMASU BASEで起こった事例として

・建屋の外内壁の間(隙間)にスズメバチが住み着いていた
 ※プロにおまかせ対処済み

・荒れ果てた物置に眠る大量の布製品の中に数億匹の蟻さんとその卵たち
 ※数億は言い過ぎかもですがこちらも対処済み

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管理者にもよりますが、見えない部分ですので完全放置で営業スタートしてもまぁ良いのかもしれません※蜂は絶対に放置はダメですが・・
ただ、都会から自然を感じるために来られるお客様や、自分自身の居心地も大切なので今回は対処したわけです。
蟻の件は地獄絵図すぎてお見せできません!!
それも実際に自然環境だからこその事ですので仕方なし、むしろ環境を荒らしてるのはこちら側ですしね~

そんなわけで、ここでいうお片付けが日常のお片付けとは違うということをお伝えしたかったわけです。

 

⑤魚がおらん!!

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これは熟練カンツラーの方は「あ~そうだよねぇ」なんて感想になるかもしれませんが、現在管理釣り場業界では空前の魚不足が続いています。
普通に釣りを楽しんでいる方、それは各管理釣り場の企業努力の賜物です。
そのことをしっかりと理解していただければ多くの人が『魚の取り扱い』に注意を払うようになるかと思います。

さて、この記事を書いている瞬間はTABIMASU BASEの魚の手配は完了・・していません(笑)
※打ち合わせ等は進んでおりますのでご心配なく(誤解なきよう)

管理釣り場の魚のほとんどが養殖魚となり、当然生産者から買い付けて放流されていますが最近では管理釣り場の釣り愛好家(カンツラー)が増えており業界的にはうれしい状況かもしれません。
ルアーメーカーさんを含めた釣具メーカーさんや釣具屋さん、管理釣り場を主とするグッズの売れ行きは良いのではないでしょうか?実際の所はわかりませんが・・・(タビマスルアーもよろしくね・///)

しかしながら、実際にお話を聞くと管理釣り場さんからは悲鳴しか聞こえてきません(旅鱒概算調べ)

・管理釣り場は釣れなければお客さんが来ません
・釣れる釣り場は当然魚が多いです
・生産が追い付かない状況から魚が高騰しています

さて、この状況皆さんはどう感じますか?

魚の高騰は様々な状況の重なりですので一概にそうとも言い切れませんが、現実魚は高いのです。
故に先に申し上げた通りたくさん魚が釣れている釣り場さんは本当に企業努力の賜物というわけです。

それほどの魚不足、高騰のつらい状況でスタートを目指す我が『TABIMASU BASE~yanagisawa~』ですが・・・


『楽しみ方を魚だけに求めない』
『釣りを通して自らが楽しむ時間を作る』

をテーマにし、実験的に運営していきたいと思っています。

100匹釣れた方、それは釣り場が高い魚を100匹以上買っているってことです。
80cm超えが釣れた方、それは80cm迄育てるため時間をかけた高級魚を買っているってことです。

それは大きな魅力ですが冒頭から申しているように、数を入れるのも大きなサイズを入れるのも魚不足の状況では『あたりまえ』とはいきません。

釣りを楽しむ私を含むカンツラーの『管理釣り場の楽しみ方』のありかたもアップデートしていく状況が来ているのかもしれません。
TABIMASU BASEが変革のきっかけになるとは到底思えませんが、少しでも共感を得られる釣り場を目指していけたらなと思います。

あとがき

さて、いかがだったでしょうか?
普段ではなかなか表に出てこない管理釣り場の裏側のお話でした。
我々も未だスタートしていない状況ですので過剰な表現もあるかもしれませんが、現実これらの『壁』は確かに存在しています。
今後は『TABIMASU BASE~yanagisawa~』がスタートし実際に運用していく中で準備とは違う『壁』が生まれることは間違いないと思います。
管理釣り場の釣りを楽しむカンツラーの皆さんには知っててほしい現実かと思いますので、今後も実際の裏話等をお伝えできればな~と考えています。

『理解が深まればマナーも必然と良くなる』

甘いかもしれませんが私個人は本当にそう思っています。
この厳しい状況の中でスタートする『TABIMASU BASE~yanagisawa~』を是非皆さんにも注目していただき、ご自身の管理釣り場の楽しみ方を見つけていただければ幸いです。

お近くの方、是非『TABIMASU BASE~yanagisawa~』に遊びにきてね・///


Let’s!旅鱒・///

TABIMASU BASEへの支援のお願い

『TABIMASU BASE~yanagisawa~』では開業にあたり皆様のご支援を募集しております。

・クラウドファンディング
・備品等の物品支援(Amazon)
・旅鱒オリカラルアー等のグッズ購入支援(タビマスショップ)

その他、YouTubeチャンネル旅鱒のチャンネル登録や動画ご視聴もありがたい支援となります。
ご無理のない範囲でご協力いただけると嬉しいです。

あ!オープンしたら遊びに来てください!(これも支援・///)
詳しいリンクページはコチラ https://linkfly.to/50410mfBSGK

ご紹介釣り場お問い合わせ

TABIMASU BASE~yanagisawa~

『TABIMASU BASE~yanagisawa~』

住所
〒318-0106 茨城県高萩市下君田20
URL https://select-type.com/s/tabimasu_base_yanagisawa

※HP作成中の為、内容は変更の可能性がありますので参考程度で確認ください

Picture of 旅鱒1号

旅鱒1号

YouTubeチャンネル『旅鱒』の管理人。 全国の管理釣り場を巡り、釣り場紹介を軸に活動している。 これまでの釣り場訪問は100件を超え、今後も多くの釣り場をご紹介していく予定。 『初心者、女性、お子様でも楽しめる管釣り』をテーマに釣り、レジャー、ロケーション、さらには意外に知られていない管釣り飯等、気軽に楽しめる管理釣り場ライフを動画にして発信しています。 釣りの腕前自体は、自称『釣れないカンツラー』を公言し、テクニックよりもENJOY専門、管理釣り場ONLY生粋のエリアカンツラーです。

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